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1月 11

銀漱コラム vol.2

ついこの前、新年の挨拶をしていたと思ったら、今年も残すところ、あと354日。
時のたつのは早いもので、工員やり残し、でも残業代は出ないわよ。 (~_~;)

えー、隔週位の発行予定の「銀漱コラム」、略して「銀コラ !」 お、怒られたぁ、略さない。銀漱コラムですが、
諸般の大人の事情により、早めに発行です。

丁度タイミングが良いので、「セリフ覚え」についてのアレコレを。
何故タイミングが良いかと言うと、今月末から始まる新春公演ですが、上演演目が、
別役先生の     「壊れた風景」       壊れた風景-表
別役先生の不条理科白は、知る人ぞ知る、「覚えにくさ」満載台本。中でも、今回の「壊れた風景」は難易度が高い作品。
何故か・・・、ご覧になれば一目瞭然なり。

で、本線の「セリフ覚え」のアレコレ

役者は、セリフがスグに入る役者、楽日になっても怪しい役者。まぁ色々いらっしゃる訳で。で、個人差はある程度仕方ないとしても、この差は何なのか。
良く、若手のタレント俳優何かが、先輩俳優に 「どうやったら、〇〇さんみたいに科白、早く覚えられるんですか ?」 と、
質問している場面が良くある、多くはトーク番組の本番中だったりするので、厄介な話だったり。まぁ、無礼な奴だと思うのと、すぐに消えて行くんだろうなぁと。

キャリアが長くなれば、その人なりの覚え方も出来ているから、駆け出しの俳優よりは、早く正確に覚えられるだろうが、そこにたどり着くまで、悶え苦しんで来たはずで、それを教えろと言われてもねぇ。「芝居の勉強しなさい」としか言えないよねぇ。

俳優の中にも、自分の科白しか覚えて来ない人とか、収録現場で覚える奴とか居ますが。そうそう、少し前のトーク番組で、某男性アイドル事務所所属の、スマップとか言うグループのメンバーが、高倉健さんに、「役者向いてないね」とか言われてましたが、そんな安直なやり方してて、まともな芝居が出来る訳も無く、かたや、セリフがなかなか入らないと言っている役者を観察していると、基本的な芝居が出来て居ない場合が多い。
当たり前の話だが、話し言葉の中には、その人物のキャラクターや考え方、感情が反映されている訳で、そこを良く吟味せずに、歴史の年号を覚える様に科白を入れようとしても、根本的に無理が有ると言う訳。

特に、舞台の科白は一連の感情の連続した流れや、舞台的時間の流れが有り、その科白が出て来る理由がその科白の少し前に有る事が多く、そのキッカケ科白を飛ばして言ってしまうと、相手の役者は大迷惑だったり、そのキッカケ科白を入れていないから科白の流れが作れず、結果、「セリフが入りません」と泣き言を言う。そもそも、集中と緊張感が足りて無い事が、根本に有ったりするわけで、そんな緊張感の無い状態で、いつまでも平気で台本見ながら稽古している場面も良く目にするが、
大体はニコッと笑顔で「本番までにはちゃんと入ってますからぁ」とおっしゃる。本番までに入れるって、あたり前すぎて唖然とするのだが、その間、相手役が芝居を作り込めないのだから、共演のみなさんにどれだけ迷惑かけているか、自覚しないといかんのですが、これも「ゆとり教育」のなせる業か ?

必要なことは、集中と緊張感。会話で有れば自分だけでなく、その他の登場人物の芝居的キャラクターと感情のうねりをハッキリさせ、その場のセット (バーのカウンターとか) を含め、舞台的時間の流れと質感をリアルにイメージし続ける事。絶えずイメージし続ける事、イメージが細部にわたりよりリアルで有ればある程、演技は豊かになっている筈である。
文字の羅列を覚えようとするより、感情の流れをキチンと追って行った方が、その後のどれだけ時間が短縮出来る事か。
最初に戻るが、自分で経験し試行錯誤して、自分のやり方を見つける事になる。その為には、そもそもの芝居の勉強が出来ていないと、それすらも見当違いで、なかなか進まないと言うあたりは、また次回のココロだぁ。
 

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✩新年公演 その1✩

2014年1月31日~2月2日

台東区谷中・戸野廣浩司記念劇場

和製不条理劇のド真ん中…?

別役 実・作 / 銀漱・演出
「壊れた風景」 他に朗読劇も有ります!!

チケット⇒http://youkey.biz/fun/

 

★新年公演 その2★

2014年3月7日~9日

中野・ウエストエンドスタジオ

銀漱・作/演出
「真実の明暗~2014」
社会派サスペンス劇の6年ぶり再演です。

チケット⇒http://youkey.biz/fun/

 

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と、今回はここまでで、また、次回!

2014/01/11